硬いものを噛みたい
本来であれば、「せんべい」や「りんご」など硬いものを噛みたい、のに入れ歯の部分や入れ歯付近の歯が痛むため硬いもの食べることを諦めてしまった方は少なくないと思います。また、歯が痛むから一部の歯でしか噛んでいないという方もいますが、続けていると顔のバランスが崩れてしまう恐れがあります。
その原因としては、保険を使用し、限られた材料の中での入れ歯を使用していることが挙げられます。ただでさえ入れ歯は自分の歯に比べて20~30%しか噛む力がないのです。入れ歯が合わなければ、より噛む力はより低下しますので、硬いものを食べると痛んでしまうのです。そして、胃腸に負担がかかる可能性もあります。
実は入れ歯には多くの種類が存在し、相性を決めて入れ歯を作ることができるのです。
自分に合った入れ歯を使用し、しっかり噛めることは、残っている歯や顔の形、体にとってもとても重要なことなのです。今回は人それぞれに合った入れ歯をお伝えします。ぜひ、参考にしてください。
硬いものを噛みたい人にとってオススメの入れ歯
①コバルトクロム金属床義歯
②チタン金属床義歯
骨格が金属なので割れにくく、変形が起こりにくいので、硬いものでも何でも噛むのに適しています。
チタン金属床義歯の方が軽く、金属アレルギーが出にくく、非常に薄くできるという点でコバルトクロム義歯に比べると優れています。
コバルトクロムは銀色ですが、チタンは特殊処理を施して金色なので、チタンの方が高級感があります。