入れ歯のメンテナンスで一番重要なことは、洗浄を行うことです。

また、入れ歯の床の裏側やバネには食べカスや歯垢が付着しているので、自分の歯と同じようにブラッシングする必要があります。

①入れ歯用ブラシでブラッシング

入れ歯のブラッシングは1日に1回は必ず行いましょう。

また、歯垢などの落ちにくい汚れがある場合は、はみがき粉などでブラッシングすると効果的です。

②歯石の除去

入れ歯にも自分の歯と同じように歯石が付着します。歯石に関しては、自分で除去することが難しいので、歯科医院などでメンテナンスして頂くことをお勧めします。

③入れ歯洗浄剤を使用

入れ歯には目に見えない細菌が付着しています。ブラッシングでは取れない汚れは、入れ歯洗浄剤を使用することをお勧めします。使用後は、ブラッシングを行うと尚清潔にすることが出来ます。

④水に入れて保管

直射日光が当たる場所に長時間置くことで、ヒビが入ったり変形することがあります。

就寝中はコップに入れ歯を入れて、水で浸しておくのが良法です。

また、入れ歯は、年を重ねるごとに歯茎が弱まったり歯が移動することで、入れ歯の噛み合わせに不都合が生じてきます。

噛みあわせが合わなかったり、入れ歯に修理が必要な状況にもかかわらず使用し続けると、健康な歯まで失う可能性が出てきますので、通院して定期的な修理を行うことが大切です。