口の中に違和感を感じる
折角入れ歯を作ったのにも関わらず、いつまでたっても口の中に違和感が生じていることがあります。通常の入れ歯は、使い続けていくうちに、少しずつお口の中でフィットしていきます。しかし、いつまで経っても違和感がある場合は、ご自分のお口に入れ歯が合っていない可能性もあります。
入れ歯に違和感がある原因
●保険を適用した入れ歯
保険を適用して作製する入れ歯は、主にプラスチック製で、強度を付けるために厚みが3ミリ程必要なので重みも感じてしまいます。
●針金のような金属のバネ
従来の入れ歯は金属のバネがあります。そのバネが歯茎や頬裏などに接触して違和感を起こしている可能性があります。
違和感がない入れ歯
◆ノンクラスプデンチャー
ノンクラスプデンチャーは、従来の入れ歯についている針金のような金属のバネがない入れ歯です。
なので、歯に優しく、金属アレルギーの方にも安心して着用して頂けます。
また、金属のバネを使用しないことで、入れ歯が薄くて軽く仕上がるので、違和感を感じることがありません。
<メリット>
①バネがないので、入れ歯と分かりづらい
②歯を削らなくてよい
③プラスチックでない樹脂を使用しているので、柔らかく軽いため装着時に違和感が少ない
◆金属床義歯
入れ歯の床部分を金属でつくります。食べ物の温度を感じることができるので、食事をおいしく楽しめることができます。プラスチックの入れ歯に比べて、やはり薄くつくることができるので違和感が少ないです。
<メリット>
①床部分が薄いため違和感がほとんどなく、熱が伝わりやすい
②金属で出来ているので、丈夫で壊れにくい
③食べ物の冷たさ・温かさを感じる