入れ歯の匂いが気になる
使用している入れ歯の臭いが気になる方は多いと思います。
入れ歯から臭いがする原因として、以下が挙げられます。
1.入れ歯の素材として使っているプラスチックに臭いがつく
2.プラスチックには吸水性があり、吸水することによって臭いも一緒についてしまう
3.入れ歯が不潔な場合に雑菌が繁殖してしまい、口腔内(口の中)の自浄作用が低下している
臭いがつきにくくする対応策
①毎日きちんと汚れを落として、入れ歯を清潔に保つ。
口臭の原因として歯周病や虫歯、食べかす、歯石などになるので、入れ歯も毎食後に
手入れをして清潔に保つことが重要です。
②素材にスルフォンを使用した入れ歯にする
保険を適用した入れ歯は、アクリルまたは、スルフォンというプラスチック素材を使用します。また、臭いの原因はプラスチックへの臭いの吸着で、吸水する材質であるほど臭いが付きやすくなります。
そして、アクリルは吸水しやすく、スルフォンは吸水しにくい材料なので、スルフォンを使用した入れ歯であれば臭いがしにくい入れ歯になります。
③オーダーメイドでプラスチック以外の素材を使用する
コバルトクロムやゴールド、チタンなど吸水しにくい金属の素材を使用し、臭いが付きづらい入れ歯を作ることをお勧めします。
④隣の歯も清潔に保つ
部分入れ歯はお手入れがしづらいため、意外と不潔な状態が多いです。目に見えない雑菌がたくさん付着している可能性があるので、まず入れ歯を綺麗にし、入れ歯と接する丈夫な歯も清潔にすることで、口臭を押さえることが出来ます。
入れ歯を清潔に保っていても口臭が気になる方は、無料カウンセリングを実施しておりますので、一度、当歯科医院へご相談ください。